グループ経費精算システム「Ci*X Expense」がセブン&アイ・ホールディングスで稼働
- 経費精算業務のペーパーレスを推進、業務効率化を実現 -
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株式会社電通総研
テクノロジーで企業と社会の進化を実現する株式会社電通総研(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩本 浩久、以下「電通総研」)は、株式会社セブン&アイ・ホールディングス(本社:東京都千代田区、以下「セブン&アイ・ホールディングス」)のグループ経費精算システムとして、電通総研が開発・提供する「Ci*X Expense(サイクロス エクスペンス)」が採用され、2025年3月より本稼働を開始したことをお知らせします。
本システムの導入により、セブン&アイ・ホールディングスでは、紙による経費精算の申請や小口現金の運用を最少化し、経費精算業務の効率化を実現しました。
なお、本稼働により、セブン&アイ・ホールディングスグループでの「Ci*X Expense」活用は、2023年6月に稼働した株式会社イトーヨーカ堂、2023年9月に稼働した株式会社セブン&アイ・クリエイトリンクをはじめ、計5社に拡大しました。
背景
セブン&アイ・ホールディングスは、ペーパーレス推進による業務の効率化や働きやすい職場作りに取り組んでいます。その取り組みの一環として、グループ経費精算システムの導入を検討し、電通総研が開発・提供する「Ci*X Expense」を採用しました。
システムの概要と採用のポイント
「Ci*X Expense」は、電通総研が開発するグループ経費精算システムです。企業グループ向けの豊富な機能、充実した入力サポート機能と操作性の高いユーザーインターフェースを兼ね備えています。
採用のポイントは次の通りです。
- 複雑な承認フローに標準機能で対応可能
セブン&アイ・ホールディングスおよびイトーヨーカ堂他各社では多様な働き方を推進しており、さまざまな職種の従業員が在籍しています。新システムでは、役職ごとに異なる申請金額や申請内容に応じた承認フローの分岐、申請書種類ごとの多段階フローの設定が可能な仕組みを検討した結果、「Ci*X Expense」は標準機能で実現できる点が評価されました。 - 社内規定に基づくエラーチェックやアラート表示が可能
「Ci*X Expense」では、社内規定に基づき、金額や入力値に対し細かなエラーチェック・アラート表示がカスタマイズではなく標準機能の設定で可能なため、入力ミスや手戻りを低減できる点が評価されました。 - 幅広い世代に使いやすいシステム
直感的な操作が可能な画面構成で、業務システムに慣れない世代や職種の方にも使いやすいシステムであることが評価されました。
また、スマホで撮影した領収書画像やコピー機でスキャンしたPDFファイルを添付することで完全ペーパーレスが実現出来る点が評価されました。 - 株式会社セブン・ペイメントサービスが提供する「ATM受取」サービス※との連携が可能
本プロジェクトでは、年間数千件単位で行っている、店舗・本社における小口現金運用の最少化を目的として、セブン・ペイメントサービスが提供する「ATM受取」サービスとのAPI連携により、申請から承認を経て、セブン銀行ATMでの出金をほぼリアルタイムで可能とすることができました。
「Ci*X Expense」では自動仕訳システム「Ci*X Journalizer(サイクロス ジャーナライザー)」を活用し、「ATM受取」サービスなどの周辺システムと柔軟に連携できる点が評価されました。
電通総研は、今後も「Ci*X Expense」をはじめとするグループ経営ソリューションの強化を図り、企業のDX推進を支援してまいります。
※セブン・ペイメントサービスの「ATM受取」サービスについて
関連プレスリリース・お知らせ
2025年04月23日 グループ経費精算システム「Ci*X Expense(サイクロス エクスペンス)」を豊田合成が採用
2025年04月17日 グループ経費精算システム「Ci*X Expense(サイクロス エクスペンス)」をはじめとした「Ci*X」シリーズ3製品の最新版を提供開始
*電通国際情報サービス(ISID)は、電通総研へ社名を変更しました。
*本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
製品・サービスに関するお問い合わせ先
株式会社電通総研 グループ経営ソリューション事業部
お問い合わせ:https://gms.dentsusoken.com/cix/contact/